2026/07/11 18:39

中古でご購入され使用されていたナイスカットGのヒューズ切れ修理のご依頼です。
ヒューズ切れが発生し、ご依頼者様自身で修理を行ったもののコイルの捲き替えが必要かとのことで、ご連絡がございました。
今回は修理のみコースですので、モーター部分を中心にみていきます。

まずヒューズ切れ原因の調査・修理のため、モーター部を開いて状態を確認します。
分解・修理をされたとのことで非常にきれいな状態でした。コイルの整流子と呼ばれる銅の端子部分の導通が少し悪くなっていたので研磨いたしました。

またコイルの抵抗値を測定してみると11カ所中、8カ所でのショートが確認されました(左写真)。強いものから、微弱なショート等さまざまです。おそらくは内部にカーボンの汚れが溜まっていたのかと思います。そのカーボンの蓄積によって電流が沢山流れたことがヒューズ切れの原因と考えられます。ショート箇所も正常になるよう清掃、修理致しました(右写真)

以上よりモーターを再度組みなおしたところ、正常に稼働することを確認できました。

豆を挽く前、ギアの部分をみたところシャリシャリとギアが擦れるような音が聞こえたのでグリスを追加しました。それでも作動音が大きかったため、分解したところワッシャーの場所が異なる位置についておりました。正しい位置にセットすることで音がマイルドになりました(中央写真)。

カッターの位置を調整するためのバネがなかったため、手持ちのバネを取り付けました(左写真)。・・・と思ったら、挽目ダイヤル後ろのベアリングの中にバネがいるではありませんか!(中央写真)ベアリングを取りはずして、無事バネを正しい位置に取り付けられました(右写真)

試運転中です。はじめに少し多めの45gを連続で2回分、元気よく挽ききることができました。これから挽く動作を何度か行い、問題ないか確認していきます。

モーターのみの修理ですが、ボディに汚れが付着したので全体拭き上げてとりあえずひと段落です。(左修理前、右修理後)

試運転・諸々の点検を経て修理完了とさせていただきます。
どうぞ、今しばらくお待ちください。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
まさかバネが隠されていたとはびっくりです・・・(隠したつもりはないと思いますが笑)
動作音はとても滑らかになりましたのでまたしっかりとご使用いただけると思います!
ナイスカットミルは修理し長く使っていくことができる製品ですので、諦めずHEROPEAKにお気軽にご相談ください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー